『ブラッククローバー』のウィリアム・ヴァンジャンスは、白夜の魔眼の頭首パトリに協力し、魔法帝ユリウスを危険にさらした裏切り者です。
ただし、その裏切りは王国への憎悪から生まれたものではありません。自分を救ってくれた恩人と、同じ肉体で生きてきた友人。その二人を選べなかったことが、取り返しのつかない悲劇につながりました。
僕がどうしても忘れられないのは、真実を知ったウィリアムが、自分の行為を正当化しなかったことです。優しかった男が、なぜ最も残酷な選択をしてしまったのか。その罪と贖罪を、物語の流れから考えていきます。
ブラッククローバーのウィリアムは本当に裏切り者だった?
結論から言えば、ウィリアム・ヴァンジャンスはクローバー王国を裏切りました。
彼は敵組織「白夜の魔眼」の頭首と同じ肉体を共有しており、その存在を知りながら魔法騎士団の団長を務めていました。
しかし、ウィリアム自身が白夜の魔眼を率いていたわけではありません。
彼の肉体には、エルフ族のパトリという別の魂が宿っていたのです。
この事実が、『ブラッククローバー』における最大級の裏切りの一つを生みました。
金色の夜明け団長は次期魔法帝の最有力候補だった
ウィリアムは、クローバー王国に存在する魔法騎士団の一つ「金色の夜明け」の団長です。
初登場時の年齢は26歳。誕生日は12月24日、身長172cmで、世界樹魔法を操ります。アニメでは小野大輔さんが声を担当しています。
TVアニメ『ブラッククローバー』公式サイトでも、団員から絶大な信頼を寄せられる人物として紹介されています。
金色の夜明けは、九つの魔法騎士団の中でも最強と評価される組織でした。
その指揮官であるウィリアムは、次期魔法帝に最も近い人物と考えられていたのです。
しかも彼は、単に魔法が強いだけの団長ではありません。
下界出身のユノを出自で判断せず、その才能を正当に評価しました。身分による偏見が根強い王国において、こうした姿勢は重要な意味を持ちます。
ユノもまた、ウィリアムを心から尊敬していました。
だからこそ、彼の裏切りは衝撃的だったのです。
王国の敵に協力していたのは、誰よりも王国の未来を担うと期待された人物だった。
この落差が、ウィリアムというキャラクターの悲劇を際立たせています。
ヤミがウィリアムを疑った理由とは?
ウィリアムの正体を疑った人物が、黒の暴牛団長ヤミ・スケヒロです。
ヤミは、白夜の魔眼の頭首リヒトとウィリアムの間に、いくつかの不審な共通点を見いだしていました。
なかでも大きかったのが、外見の類似とウィリアムの行動です。
ウィリアムは普段、羽根飾りの付いた仮面で顔を隠しています。さらに、王都襲撃前の戦功叙勲式に姿を見せなかったことも疑念につながりました。
しかし、追及されたウィリアムは仮面を外し、自分の素顔を見せます。
そこには、顔を大きく覆う黒い痣がありました。
白夜の魔眼の頭首とは異なる容貌を確認したことで、ヤミの疑いはいったん収まります。
ただ、ここに巧妙な仕掛けがありました。
ウィリアムの説明は、完全な嘘ではなかったのです。
彼自身と白夜の魔眼の頭首は、確かに異なる人格でした。
しかし、肉体は同じだった。
真実の一部を示すことで、より重大な真実が隠されてしまったのです。
ウィリアムの裏切りが判明するのは何話?
ウィリアムと白夜の魔眼の関係が明らかになる重要な場面は、原作漫画の第143話です。
アニメでは第92話前後の展開が、この正体の判明につながります。
物語はここで、それまでの疑惑を一気に回収します。
ウィリアムの肉体に宿るもう一人の魂こそ、リヒトを名乗って活動していたパトリでした。
正確には、エルフ族の長である本物のリヒトと、白夜の魔眼の頭首を務めていたパトリは別人です。
名前だけを追っていると混乱しやすいところですが、ここは区別しておく必要があります。
ウィリアムが助けていたのは、本物のリヒトではなく、その名を使っていたパトリでした。
そして彼は、この事実を魔法帝ユリウスに明かし、パトリとの対決を委ねることになります。
裏切りの真相は、単純な敵への寝返りではありませんでした。
敵と味方の双方を大切に思いながら、最後まで自分で選べなかったこと。
それこそが、ウィリアムの犯した過ちだったのです。

PR
アニメの続き、原作で先に読みませんか?
ブックライブは登録無料・月額なしの買い切り型。初回登録の70%OFFクーポンで、好きな1冊が約7割引で読めます。
※クーポンは1冊分・受け取りから24時間有効。一部対象外あり。価格は変動する場合があります。
登録は無料。無料作品・試し読みは登録なしでも使えます
まずアニメを見返したい人へ。
DMM TV は14日間無料。対象作品は見放題、登録で550ポイント付き(以降は月額550円)。
ウィリアムとパトリの関係とは?ユリウスを裏切った理由
ウィリアムがパトリを守ろうとした理由は、二人が同じ肉体を共有し、長い時間をともに過ごした友人だったからです。
一方で、魔法帝ユリウスは、虐げられていたウィリアムを救い出した大恩人でした。
この二つの関係を理解すると、彼の裏切りがなぜ起きたのかが見えてきます。
ウィリアムの悲惨な幼少期とユリウスの恩
ウィリアムは、ある貴族の隠し子として生まれました。
幼い頃は恵外界で育ち、8歳頃に貴族の家へ迎え入れられます。
しかし、そこで待っていたのは幸福な生活ではありませんでした。
彼の顔には、生まれつき黒い痣がありました。
その痣は母方の一族に関わる呪いによるもので、通常の魔法では治せないものでした。
周囲の人々は、その容貌を理由にウィリアムを恐れ、冷たく扱います。
義母からもひどい仕打ちを受け、彼は自分の存在を否定されるような環境で育ちました。
そんなウィリアムの人生を変えたのが、ユリウス・ノヴァクロノです。
ユリウスは彼の珍しい世界樹魔法に興味を示し、魔法騎士団へ誘いました。
外見を気にしてためらうウィリアムに、ユリウスは自作の仮面を贈ります。
僕は、この場面が二人の関係を理解するうえで、とても重要だと感じています。
ユリウスは痣を消したわけではありません。
痣を持ったままでも、ウィリアムが自分の才能を発揮できる場所を与えたのです。
容姿ではなく、その人物の可能性を見る。
それは、ユリウスが目指す身分にとらわれない王国のあり方とも重なります。
ウィリアムは彼に深く感謝し、忠誠を誓いました。
その後、ユリウスが率いていた「灰色の幻鹿」に入団し、同期のヤミと実績を積み重ねます。
やがて二人は、それぞれ新しい魔法騎士団の団長に任命されました。
ウィリアムが金色の夜明けを、ヤミが黒の暴牛を率いることになります。
つまり、ウィリアムの地位も仲間も、ユリウスとの出会いがなければ得られなかったものです。
だからこそ、その恩人を危険にさらす行動には、重い意味がありました。
パトリはなぜウィリアムの体に宿っていた?
パトリは、約500年前に生きていたエルフ族の一人です。
過去に起きたエルフ族の悲劇によって命を落とし、のちにウィリアムの肉体へ転生しました。
ただし、その状態は単純な肉体の乗っ取りとは異なります。
ウィリアムとパトリは、それぞれ独立した人格と意識を持ち、同じ肉体に存在していました。
パトリが表に現れると外見も変化し、ウィリアムの顔にあった痣が消えます。
パトリ自身が人間ではないため、母方の一族に由来する呪いの影響を受けないと説明されています。
この違いが、ヤミの疑惑をかわす結果につながったわけです。
パトリはエルフ族を滅ぼした人間への復讐を望み、白夜の魔眼を率いて行動します。
しかし、ウィリアムにとってのパトリは、単なる危険な同居人ではありませんでした。
長い時間を共有し、互いの苦しみを知る友人だったのです。
ここで思い出したいのが、ウィリアム自身の生い立ちです。
彼もまた、人間から理不尽な扱いを受けてきました。
だからこそ、人間に対するパトリの憎しみを、完全には否定できなかったのでしょう。
ユリウスは、自分を救ってくれた人間。
パトリは、自分の苦しみを理解できる存在。
ウィリアムにとって、この二人は異なる形で心の支えになっていたのだと思います。
なぜユリウスとパトリを戦わせたのか?
白夜の魔眼の計画が進むにつれ、ウィリアムは決断を迫られます。
ユリウスを守るのか、それともパトリの願いを優先するのか。
彼が選んだのは、自分でどちらかを選ぶことではありませんでした。
ユリウスの前で真実を明かし、肉体をパトリに明け渡して、二人の戦いに結論を委ねたのです。
しかし、この決断は決して中立ではありません。
パトリは白夜の魔眼の頭首として、王国に対する危険な計画を進めていました。
その事実を知りながら、ウィリアムはユリウスを直接対決へ導いてしまいます。
しかもユリウスは、王国を守るために戦う立場です。
結果として、パトリは王都の人々を危険にさらす大規模な攻撃を行い、ユリウスは住民を守ることを優先しました。
その隙を突かれ、ユリウスは致命的な攻撃を受けます。
この時点では、魔法帝が倒れたように見える展開でした。
ウィリアム自身もパトリの転生によって表に出られなくなり、深い眠りにつきます。
彼は二人のどちらも裏切らないつもりだったのかもしれません。
けれど、決断を相手に任せたことで、最も守りたかったものを危険にさらしました。
この結末を知ってから最初の選択を振り返ると、どうしても胸が苦しくなります。

ウィリアムの罪は許された?裏切り後の贖罪とガチ考察
ウィリアムはエルフ転生事件の後に復活し、ユリウスへ謝罪しました。
そして魔法騎士としての責任を果たすことを選びます。
ただし、物語のなかで彼が生き残ったことと、裏切りの責任が消えたことは同じではありません。
むしろ、彼の本当の物語はここから始まったように思います。
言霊の悪魔の存在とウィリアムの復活
エルフ族と人間の間に起きた悲劇には、さらに大きな黒幕が存在していました。
それが、言霊の悪魔ザグレドです。
ザグレドは過去の事件を利用し、人間とエルフの対立や憎しみを自分の目的につなげようとしていました。
パトリもまた、その策略に翻弄された人物の一人だったのです。
しかし、真の黒幕が存在したからといって、ウィリアムの責任がなくなるわけではありません。
彼自身も、目覚めた後にそのことを認めています。
アスタの反魔法の力によってウィリアムが再び表に現れると、彼は事件の収束に協力します。
真のリヒトやアスタと連携し、エルフたちの魂を解放するために世界樹魔法を使用しました。
ここで重要になるのが、ウィリアムの魔法の性質です。
世界樹魔法は巨大な樹木を生み出し、他者の魔力を吸収して大規模な術を展開できます。
「ミスティルテインの大樹」は、街を覆うほどの規模を持つ魔法です。
さらに、リヒトとアスタとの連携で用いられた「宿魔の剣 霊光樹」は、エルフたちの魂をつなぎ、真実を伝えて解放する役割を果たしました。
かつて多くの人々を危険にさらした男が、今度は自分の力で騒乱を終わらせようとする。
この対比は、彼の贖罪を描くうえで欠かせないと思います。
ところが、事情を知らない一般市民には、ウィリアムが国を救った英雄のように映りました。
裏切りの経緯を知る読者からすれば、複雑な場面です。
英雄と称賛される姿と、本人が抱える罪悪感が、あまりにもかけ離れている。
ここにも『ブラッククローバー』らしい皮肉があります。
ユリウスへの謝罪と再び誓った忠誠
事件後、ウィリアムはヤミとともにユリウスのもとを訪れます。
そこで待っていたのは、予想外の光景でした。
命を落としたと思われていたユリウスが、幼い姿で生存していたのです。
ユリウスは蓄えていた時間魔法の力によって復活していましたが、以前と同じ状態ではありませんでした。
ウィリアムは恩人と再会し、自分の罪を認めて謝罪します。
そして、改めて忠誠を誓いました。
この場面で大切なのは、ウィリアムが自分を被害者として扱わなかったことです。
彼には苦しい生い立ちがあり、パトリへの共感にも理由がありました。
しかし、そうした事情を並べれば裏切りが正当化されるとは考えていません。
ユリウスの理想より、パトリの人間への憎しみに共感していた部分があった。
その事実を受け止めているのです。
僕はここに、ウィリアムの人物像が最もよく表れていると感じます。
彼は過ちを犯さない聖人ではありません。
むしろ、善良でありながら重大な判断を誤った人物です。
それでも、過ちを認めて責任を引き受けようとする。
だからこそ、読者は簡単に彼を嫌いになれないのでしょう。
スペード王国編でウィリアムはどうなった?
ウィリアムの贖罪は、エルフ転生事件だけで終わりません。
スペード王国編では、漆黒の三極性のゼノン・ゾグラティスが金色の夜明けを襲撃します。
ウィリアムは部下たちを守りながら応戦しましたが、ゼノンに敗れ、連れ去られてしまいました。
ゼノン側の目的は、ウィリアムが使う世界樹魔法です。
悪魔の世界へ通じるクリフォトの儀式には、世界樹魔法とヤミの闇魔法が必要でした。
そのため、ウィリアムとヤミは儀式の重要な存在として狙われたのです。
一方、ウィリアムが残した「ユグドラシルの芽吹き」は、負傷した金色の夜明け団員たちの命を救いました。
ただし、この回復魔法も、すでに亡くなった人間を蘇らせることはできません。
団員たちには犠牲者も出ています。
ここで見えてくるのは、彼が以前とは異なる形で自分の魔法を使っていることです。
エルフ転生事件では、秘密を抱えたまま王国を危険にさらしました。
しかしゼノンとの戦いでは、部下を守るために力を尽くしています。
最終的に救出されたウィリアムは、ルチフェロとの戦いに備え、世界樹創成魔法で生み出した刃をヤミへ託しました。
かつてともにユリウスのもとで働き、自分の正体を疑った同期のヤミ。
その彼に力を預ける場面は、二人の関係を考えるうえでも印象的です。
【考察】ウィリアムの本当の罪は「裏切り」よりも決断の放棄ではないか
ネットでは、ウィリアムの行動を「ユリウスとパトリのどちらも大切だったから仕方ない」と理解する見方があります。
確かに、その苦悩には同情する余地があります。
しかし僕は、彼の最も深い罪は、パトリへの共感そのものではなかったと考えています。
本当の問題は、団長という立場にありながら、最後の決断を他人に委ねてしまったことではないでしょうか。
その根拠は二つあります。
一つ目は、ウィリアムがパトリの存在と目的を知りながら、長く秘密を抱え続けたことです。
彼には、ユリウスへ早い段階で事情を打ち明ける選択肢もあったはずです。
もちろん、パトリを失う恐怖や、誰にも理解されない不安があったことは想像できます。
それでも、秘密を守ることは事態を解決することではありませんでした。
もう一つは、ユリウスとパトリの戦闘に結果を委ねた場面です。
ここが決定的だと思います。
ウィリアムは、どちらかを明確に裏切る勇気を持てませんでした。
しかし、二人を直接対決させることは、すでに一つの選択です。
本人が判断を放棄しても、その結果から逃れることはできません。
むしろ、判断を他人に押しつけたことで、状況は取り返しのつかないところまで進みました。
そして、この問題は彼の過去ともつながっています。
幼いウィリアムは、自分の人生を自分で決められる環境にいませんでした。
貴族の家に引き取られ、容貌を理由に傷つけられ、周囲の評価に苦しめられた人物です。
彼を救ったユリウスは、初めて自分の価値を認めてくれた大人でした。
一方のパトリは、自分と似た苦しみを抱える存在だったのでしょう。
僕には、ウィリアムが二人のどちらかを失うことを、単なる人間関係の喪失以上に恐れていたように思えます。
それは、自分を肯定してくれた世界そのものを失う恐怖だったのではないか。
だからこそ、彼は選べなかった。
ただ、この解釈はウィリアムを無条件に許すためのものではありません。
彼は金色の夜明けの団長です。
部下や市民の命を預かる立場にある以上、個人的な苦しみだけで判断を先送りすることは許されません。
ここに、ウィリアムという人物の矛盾があります。
彼は部下の才能を見抜き、偏見を持たずに接する優れた指揮官でした。
ところが、自分自身の問題となると、その判断力を発揮できなかったのです。
他人の可能性は信じられるのに、自分が誰かから拒絶される可能性には耐えられない。
そんな弱さがあったのかもしれません。
僕がさらに注目したいのは、彼の世界樹魔法と、その心理の重なりです。
世界樹は、根を伸ばして周囲から魔力を集め、巨大な存在へ成長します。
ウィリアム自身もまた、ユリウスやパトリ、そして団員たちとのつながりによって自分の居場所を築いてきました。
しかし、彼はそのつながりを一つも手放せず、結果として大切な人々を危険にさらしてしまいます。
これは魔法の設定と人物像を重ねた僕自身の解釈ですが、興味深い一致です。
そして事件の後、彼は世界樹魔法を使って人々を救い、傷ついた部下を回復し、ヤミに力を託しました。
かつては失うことを恐れていた男が、今度は自分の力を他人のために差し出している。
この変化が重要なのではないでしょうか。
ウィリアムの贖罪は、単にユリウスへ謝罪することでは終わりません。
自分の意思で誰かを守ると決め、その結果に責任を持つこと。
それこそが、彼に必要だった成長だと思います。
そして、金色の夜明けという名前も印象的です。
夜明けとは、暗闇が消え去った状態ではありません。
まだ闇が残る空に、少しずつ光が差し込む瞬間です。
裏切りという過去を消せないウィリアムが、それでも新しい朝へ進もうとする。
そう考えると、この団の名前にまで別の意味が宿ってくる気がします。
これ、ただの裏切り者の改心として片づけるには、あまりにも苦しい構成です。
彼が背負う罪は消えない。それでも、誰かの未来を守ることはできる。
僕はその不完全な救いに、ウィリアムというキャラクターの魅力があると思っています。

まとめ:ウィリアムは裏切り者であり、罪を背負って戦う団長
『ブラッククローバー』のウィリアム・ヴァンジャンスは、確かに王国を裏切った人物です。
パトリが白夜の魔眼として活動していることを知りながら秘密を守り、最終的には魔法帝ユリウスとの戦いにすべてを委ねました。
その結果、王国は危機に陥り、ユリウスも致命的な攻撃を受けています。
ただし、ウィリアムとパトリは同一人格ではありません。
二人は肉体を共有する別々の存在であり、ウィリアムはユリウスへの忠誠とパトリへの友情の間で苦しんでいました。
事件後、彼は自分の罪を認め、魔法騎士としての責任を果たし続けます。
僕は、ウィリアムの物語が「許されたから終わり」という単純な結末ではないところに惹かれます。
間違いを犯した人間が、消せない過去を抱えながら、どのように生き直していくのか。
彼の世界樹魔法が新たな芽を育てるように、その生き方にも少しずつ変化が生まれているのです。
裏切り者だった事実と、尊敬できる団長であること。
その二つが矛盾したまま成立するところに、ウィリアム・ヴァンジャンスという人物の奥行きがあります。
よくある質問
ウィリアムとリヒト、パトリは同一人物ですか?
ウィリアムとパトリは、同じ肉体を共有していた別々の人格です。パトリは白夜の魔眼の頭首としてリヒトの名を使っていましたが、本物のリヒトは別に存在します。
ウィリアムは裏切りの後に死亡しましたか?
ウィリアムは死亡していません。エルフ転生事件の後に復活し、スペード王国編でも金色の夜明け団長として登場します。
ウィリアムはユリウスに許されたのですか?
復活したユリウスと再会したウィリアムは、自分の行動を謝罪し、改めて忠誠を誓いました。ただし、ユリウスに受け入れられたことと、過去の行為に対する責任が消えることは別問題です。
PR
アニメの続き、原作で先に読みませんか?
ブックライブは登録無料・月額なしの買い切り型。初回登録の70%OFFクーポンで、好きな1冊が約7割引で読めます。
※クーポンは1冊分・受け取りから24時間有効。一部対象外あり。価格は変動する場合があります。
登録は無料。無料作品・試し読みは登録なしでも使えます
まずアニメを見返したい人へ。
DMM TV は14日間無料。対象作品は見放題、登録で550ポイント付き(以降は月額550円)。



コメント