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『サムライトルーパー』主題歌・OP・EDまとめ|サムライハートや森口博子の楽曲も紹介

夕暮れの都市を背景に五人の鎧武者のシルエットと音楽を象徴する光が交差する場面 サムライトルーパー
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『鎧伝サムライトルーパー』のOP2は森口博子さんの「サムライハート」。初代TVシリーズにはOP・EDが前後期で計4曲あり、2026年の『鎧真伝サムライトルーパー』では新主題歌に加えて「サムライハート」も劇中で受け継がれています。

1988年の『鎧伝サムライトルーパー』を思い返したとき、僕の中では鎧の色や必殺技より先に「音」が戻ってくる瞬間があります。

なかでも森口博子さんの「サムライハート」。熱いロボット・バトルアニメの主題歌という言葉だけでは収まりきらない、どこか孤独で、それでも前へ進もうとする響きが、この作品には妙に似合うんですよね。


『サムライトルーパー』の主題歌・OP・EDは何曲ある?

1988年4月30日から1989年3月4日まで全39話が放送された『鎧伝サムライトルーパー』では、第1~19話と第20~39話でOP・EDがそれぞれ変更されています。

サンライズ公式情報で確認できるTVシリーズの主題歌は、次の4曲です。

区分 使用話数 曲名 歌
OP1 第1~19話 スターダストアイズ 浦西真理子
ED1 第1~19話 Faraway 浦西真理子
OP2 第20~39話 サムライハート 森口博子
ED2 第20~39話 BE FREE 森口博子

つまり「サムライトルーパー OP2」で探している場合、答えは森口博子さんの「サムライハート」です。

そして面白いのは、単純に歌手だけが交代したのではないこと。

第20話という物語の折り返しで、OPとEDの両方が浦西真理子さんから森口博子さんへ切り替わっています。これは映像作品として見てもかなり明瞭な「第二章への入口」です。



サムライトルーパーOP1「スターダストアイズ」は浦西真理子

前期OP「スターダストアイズ」は、第1話から第19話まで使用されました。

作詞は三浦徳子さん、作曲は茂村泰彦さん、編曲は加藤みちあきさん、歌は浦西真理子さんです。

初期の『鎧伝サムライトルーパー』を象徴する一曲として考えるなら、「サムライハート」だけを知っている人にもぜひ押さえておきたい存在です。

なぜなら第1~19話は、烈火のリョウたち五人がサムライトルーパーとして戦う意味そのものを掴んでいく時期だからです。

まだ完成した英雄ではない少年たちが、巨大な運命の中へ放り込まれていく。その物語の入口を担当していたのが「スターダストアイズ」でした。

前期EDは同じく浦西真理子さんが歌う「Faraway」。

こちらは作詞・作曲を辛島美登里さん、編曲を加藤みちあきさんが担当しています。

OPとEDを同じ歌手が担当しているため、前半19話には浦西真理子さんの歌声による一つのまとまりがあります。

戦闘が終わったあとに残るのは、勝敗だけではない。

仲間との距離、少年たちが背負わされた役割、そして戦いの外側にある日常。『サムライトルーパー』が単なる鎧武者バトルとして終わらなかった理由の一端は、こうした主題歌の温度にもあったのではないでしょうか。

※画像はAIによるイメージ


サムライトルーパーOP2「サムライハート」は森口博子

第20話から第39話までの後期OPが、森口博子さんの「サムライハート」です。

作詞は三浦徳子さん、作曲は茂村泰彦さん、編曲は戸塚修さん。前期OP「スターダストアイズ」と同じく三浦徳子さんと茂村泰彦さんが作詞・作曲を担当しながら、歌唱とアレンジが変化しています。

ここ、かなり重要だと思っています。

ネットでは「サムライハートはサムライトルーパーの有名な主題歌」とひとまとめにされがちですが、正確には最初から流れていたOPではありません

19話まで積み上げてきた物語を経て、第20話から鳴るOP2なんです。

この順番を知るだけで「サムライハート」の聞こえ方が変わります。

前期と同じ作詞・作曲陣を残しながら、編曲を戸塚修さんに、歌唱を森口博子さんに変更する。

つまり完全な断絶ではなく、「同じ作品の血を残したまま次の段階へ進む」構造になっているわけです。

これ、主題歌交代そのものがサムライトルーパーの変化と重なっているように見えるんですよね。

森口博子さんの歌唱には、ただ勢いよく敵へ向かっていく少年漫画的な熱だけではなく、孤独や迷いを抱えたまま進む人間の感情が滲みます。

「鎧を身につけること」と「強くなること」が同じではない――そんな本作の核心と、妙に相性がいい。

僕が「サムライハート」を単なる懐かしのアニソンとして聴けない理由は、そこにあります。


サムライトルーパーのエンディング後期曲は「BE FREE」

後期EDは、OP2と同じく森口博子さんが歌う「BE FREE」です。

第20話から第39話まで使用され、作詞は三浦徳子さん、作曲は茂村泰彦さん、編曲は戸塚修さん。つまり「サムライハート」と同じ制作陣です。

この組み合わせによって、後半20話にはかなり強い音楽的統一感が生まれています。

OPで物語へ飛び込み、EDでその熱を静かに受け止める。

一話の入口と出口を同じ作家陣と森口博子さんの歌声が挟み込んでいるわけです。

だから「サムライハート」だけを単独で切り離すより、「BE FREE」と対で考えたほうが後期『サムライトルーパー』の空気は見えやすいのではないでしょうか。

OPが戦いへ向かうための心なら、EDは戦いを終えたあとに残された心。

そんな対照に見えてきます。


2026年『鎧真伝サムライトルーパー』のOP・EDは?

約40年後の世界を描く正統続編『鎧真伝サムライトルーパー』は、2026年1月6日から分割2クールで放送が始まりました。第2クールは同年7月7日にスタートしています。

こちらでも主題歌はクールごとに変更されています。

第1クールOPはblank paper「YOAKE」、EDはONE OR EIGHT「POWER」。

第2クールOPはDannie May「BAD遺伝子」、EDはカラノア「ばけもん」です。

第2クールOP「BAD遺伝子」はマサさんが作詞・作曲、田中タリラさんが編曲を担当。Dannie Mayは楽曲について、親子の衝突や思春期の苛立ちを軸にしつつ、攻撃性の中へ愛情や甘えを忍ばせた曲であることを説明しています。

第2クールED「ばけもん」はカラノアによる楽曲で、作詞・作曲は雄大さん、編曲はカラノアと永田涼司さんです。両曲は2026年7月8日にデジタルリリースされ、ノンクレジットOP・ED映像も同日に公開されました。

興味深いのは映像の方向性です。

「BAD遺伝子」のOP映像は学園祭を思わせるカラフルな構成で、戦闘だけではないキャラクターたちの日常的な姿まで描写。一方「ばけもん」のEDでは、モノクロを基調とした画面の中で新旧サムライトルーパーや敵対勢力が映し出されています。

OPが「彼らが一緒にいられる時間」を描き、EDが「それぞれが背負っているもの」を見せる。

そう考えると、新シリーズでもOPとEDは単なる曲紹介ではなく、キャラクターを見る角度そのものを変える装置になっています。


「サムライハート」は2026年の新作でも復活した

そして旧作ファンにとって、とくに見逃せないのがここです。

『鎧真伝サムライトルーパー』第5話では、旧作のOP2「サムライハート」が挿入歌として使用されました。

しかも歌っているのは、森口博子さん本人です。

作詞・三浦徳子さん、作曲・茂村泰彦さん、編曲・戸塚修さんという旧作版のクレジットも公式サイトで示されています。

これは単なる「懐かしい曲を流したファンサービス」で片付けると、少しもったいない気がします。

『鎧真伝』は旧シリーズの正統続編として制作され、旧作の真田遼たちも登場します。その世界で旧OPが約40年後に再び鳴るということは、音楽そのものが二つの世代を接続しているからです。

さらに公式のキャラクターソングアルバム「鎧真伝サムライトルーパー CHARACTER SONG ALBUM vol.1」には、「サムライハート」を凱、上杉魁人、織田龍成が歌うバージョンも収録されています。アルバムは2026年5月27日に発売されました。

つまり「サムライハート」は、森口博子さんの過去の名曲として保存されただけではありません。

新世代の登場人物へ、文字通り歌い継がれている。

ここまで来ると、この曲は『サムライトルーパー』という作品そのものを象徴する「音の鎧」に近いのではないかと思えてきます。

※画像はAIによるイメージ

サムライトルーパーの歌が世代交代を語っていると考える理由

ネットでは「旧作の名曲を新作で使ったのはファンサービス」と説明されがちです。

もちろん、その側面はあるでしょう。

でも僕は、それだけではないと思っています。

注目したい小さな事実があります。

旧作では第20話を境に、OPが「スターダストアイズ」から「サムライハート」へ変わりました。そして2026年の『鎧真伝』では、その「サムライハート」が新世代の物語の途中、第5話で再び劇中へ戻ってきます。

さらにキャラクターソングでは、新世代側の凱たちが同曲を歌っています。

つまりこの曲、ずっと「変化の境界」にいるんです。

旧作では物語前半から後半へ移る場所。

新作では旧世代から新世代へ受け渡される場所。

これ、偶然として聞き流すには出来すぎている。

「サムライハート」という曲が語っているのは、特定の一人のヒーローではなく、鎧を身につけながらも自分自身の心を失わない人間の姿だったのではないか。

そう仮定すると、新世代がこの曲を受け継ぐ意味も一気に変わって見えます。

サムライトルーパーという肩書きは継承できる。

ヨロイも継承できる。

けれど「心」だけは、その人自身が選び続けなければ継承できない。

だから40年近く経っても、「サムライハート」なのかもしれない。

いや……もしそこまで計算して旧作OP2を新作の劇中歌とキャラクターソングへ配置しているのだとしたら、かなり美しい継承です。

主題歌をリメイクするだけではなく、物語の内部へ戻してしまった。

その瞬間、懐メロだった曲が「現在進行形の物語」に変わるんですよね。



『サムライトルーパー』主題歌・OP・EDまとめ

『鎧伝サムライトルーパー』の前期OPは浦西真理子さんの「スターダストアイズ」、前期EDは「Faraway」です。

そして第20話からは森口博子さんへ交代し、OP2が「サムライハート」、ED2が「BE FREE」となりました。

2026年の正統続編『鎧真伝サムライトルーパー』では、第1クールがblank paper「YOAKE」とONE OR EIGHT「POWER」、第2クールがDannie May「BAD遺伝子」とカラノア「ばけもん」という新たなOP・ED構成になっています。

その一方で、旧作の「サムライハート」は森口博子さんの歌唱で新作第5話に再登場し、さらに新世代キャラクターにも歌い継がれました。

新しい歌へ進みながら、古い歌を捨てない。

考えてみれば、それは『サムライトルーパー』という作品そのものに似ています。

鎧を受け継いでも、中にいる人間は同じではない。

だからこそ、新しい時代には新しい歌が必要になる。それでも、かつて誰かが抱えていた「心」だけは、時代を越えて残っていくのかもしれません。



よくある質問

サムライトルーパーのOP2は何という曲?

1988年版『鎧伝サムライトルーパー』のOP2は、森口博子さんが歌う「サムライハート」です。第20話から最終第39話まで使用されました。

森口博子さんはサムライトルーパーのEDも歌っている?

はい。後期ED「BE FREE」も森口博子さんが担当しています。「サムライハート」と同じ第20~39話で使用されました。

2026年のサムライトルーパーにも「サムライハート」は登場する?

登場します。『鎧真伝サムライトルーパー』第5話の挿入歌として森口博子さんの「サムライハート」が使用され、さらにキャラクターソングアルバムには凱・上杉魁人・織田龍成による歌唱版も収録されています。

相沢 透(あいざわ)

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