『ブラックトーチ』の正式な続編は、2026年8月23日時点では発表されていません。ただし、原作にはその後を描ける余白があり、2026年のTVアニメ化によって再始動の可能性は以前より注目しやすい状況になっています。
僕がこの作品でどうしても惹かれるのは、弐郎と羅睺が「力を持っているから相棒なのではなく、互いを選び続けるから相棒になっていく」ところです。だからこそ物語が一区切りしたあとも、その関係がこの先どこへ向かうのかを考えずにはいられません。
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『ブラックトーチ』に続編はある?2026年現在の結論
まず最も知りたいところから整理します。
2026年8月23日時点で、『BLACK TORCH(ブラックトーチ)』の原作漫画の正式な続編や、TVアニメ第2期が決定したという公式発表は確認されていません。
現在大きく動いているのは、タカキツヨシさんの原作漫画をもとにした2026年放送のTVアニメです。
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TVアニメ『BLACK TORCH』は2026年7月4日から放送開始。TOKYO MXでは毎週土曜22時、サンテレビでは22時30分、テレビ愛知、RKB毎日放送、北海道テレビ放送などでも放送されています。
配信についても7月4日22時からABEMA、dアニメストア、U-NEXT、アニメタイムズでスタートし、7月9日からDMM TV、FOD、Hulu、Prime Video、TELASA、ディズニープラス スターなどへ順次拡大しています。
さらにNetflixでは2026年11月5日から配信予定とされています。
つまり今は「続編が決まった作品」というより、一度完結した漫画が約8年の時間を経てアニメという別の形で再び動き始めた段階と見るのが正確です。
ここはかなり重要です。
「アニメ化された=漫画続編も近い」「人気が出ればすぐ第2期」という話ではありません。
ただ、その逆もまた同じです。
原作終了から長い時間が経過した作品が2026年になってTVアニメとして蘇った。その事実自体は、『ブラックトーチ』というIPが完全に過去のものになったわけではないことを示しています。
2018年で消えたように見えた火が、2026年にもう一度灯った。
タイトルを考えると、ちょっと出来すぎなくらいなんですよね。
原作漫画は「続きが存在する作品」ではない
ここで混同しやすいのが、「アニメの続き」と「漫画の続編」です。
原作漫画『BLACK TORCH』はタカキツヨシさんによる作品で、集英社の『ジャンプSQ.』および『少年ジャンプ+』で展開されました。
少年ジャンプ+では現在「完結済み」と案内されており、コミックスは全5巻。最終第5巻は2018年8月3日に発売され、第16話から最終第19話「ONCE AGAIN」までが収録されています。集英社 ― SHUEISHA ―+1
つまり、アニメを見て「漫画ならさらに先まで進んでいるのでは?」と期待した場合、少し注意が必要です。
漫画版には正式な「第6巻」や「第二部」はありません。
したがって将来アニメが原作最終地点まで映像化した場合、そこから先の続編を制作するには、原作者による新しい物語、アニメオリジナル展開、あるいは原作自体の再始動が必要になります。
このハードルは決して低くありません。
一方で、『ブラックトーチ』の場合は単純に「もう描くことがないから完結した」とも言い切れない事情があります。
そこが、この作品の続編を考えるうえで最も面白いところです。
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『ブラックトーチ』のその後はどうなる?原作最終巻に残された余白
ここからは原作終盤の内容に触れます。
大きなネタバレを含むため、結末を完全に伏せた状態で原作を読みたい方は注意してください。
原作第5巻では、物ノ怪・天鬼との対立が最終局面を迎えます。
天鬼が狙うのは、弐郎の中に残された羅睺の強大な妖力です。
その前段階では、天鬼から弐郎を守るために羅睺が弐郎との融合を解消。しかし羅睺はただ離れたのではなく、自らの力を弐郎の中へ残していました。
弐郎はその莫大な妖力を制御しようとしますが、使いこなせる時間はわずか。
それでも公儀隠密局の仲間たちが支援体制を整え、弐郎は羅睺を救うため天鬼のもとへ向かいます。
集英社も第5巻を明確に「最終巻」として扱い、天鬼との長い戦いが終局へ向かう内容として紹介しています。集英社 ― SHUEISHA ―
ここだけを見るなら、物語はきちんと完結しています。
「ラスボスを放置したまま終了」「主人公の戦いが途中で突然切れた」というタイプの未完作品ではありません。
弐郎と羅睺、そして天鬼。
作品の中心に置かれていた三者の関係については、最終決戦という形で答えが提示されています。
でも――だからこそ妙なんですよね。
読み終えたあと、「終わった」という感覚と同時に、「この世界、ここからもっと広げられたよな」という感覚がかなり強く残る。
決着したのは「世界」ではなく弐郎と天鬼の戦い
僕は『ブラックトーチ』の最終回を考えるとき、ここを分けて考えています。
完結したのは、主として弐郎と羅睺が天鬼との戦いを通して何を選ぶのかという物語です。
一方、『BLACK TORCH』の世界には、それより大きな枠組みが存在します。
人間社会の陰で生き続ける物ノ怪。
それを監視・排除する国家の秘密組織「公儀隠密局」。
そして弐郎が所属する特務二課《黒の灯火(ブラックトーチ)》。
ここまで設定しておきながら、描かれた物語は全5巻です。
設定の器に対して、本編がかなりコンパクトなんですよね。
普通なら「秘密組織へ加入した主人公」が複数の任務を経験し、各地の物ノ怪と接触し、その過程で組織内部の思想対立や過去の事件へ踏み込んでいく。
そんな長期シリーズへ発展しても不思議ではない設計です。
ところが『ブラックトーチ』では、弐郎と羅睺の出会いから組織加入、仲間との関係構築、天鬼との対立までが非常に速い速度で進んでいきます。
だから読後に残るのは「話が終わっていない」という不満ではありません。
むしろ、
「本来なら、この世界でもっと何本もの物語が作れたのではないか」
という惜しさなんです。
この差は大きいと思っています。

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作者は『ブラックトーチ』の続編を構想していた?
そして続編を考えるうえで無視できない材料があります。
タカキツヨシさんは『BLACK TORCH』終了後の海外インタビューで、本作について、5巻で描かれた範囲はおおむね天鬼を中心としたエピソードに相当し、それより先まで広げられる構想を持っていた趣旨を語っています。
さらに、羅睺の過去や弐郎、一華、零司たちの家族にまつわる問題など、もっと掘り下げられる題材を考えていたことも明かしています。manga-news.com
これはかなり大きい。
なぜなら「ファンが勝手に続きがありそうだと思っている」のとは意味が違うからです。
作者自身の頭の中に、5巻より先へ広がる可能性が存在していた。
少なくとも当時はそうだったわけです。
ただし、ここで都合よく解釈してはいけません。
同時期のインタビューでは、『BLACK TORCH』をさらに続ける具体的な予定はなく、当時は次作『HEART GEAR』へ集中しているという趣旨の発言もありました。LAST EVE – Le blog de Tanja
したがって、
- 作者が先の構想を持っていた
- 実際に続編制作が進んでいる
この二つは完全に別です。
「続きの材料はある。しかし続編企画が存在するとは確認できない」
現時点では、これが最も正確な整理でしょう。
羅睺の過去は続編と相性が良すぎる
それでも僕が特に気になるのは羅睺です。
羅睺は単なる「主人公へ力を与えるマスコット」ではありません。
かつて「黒き凶星」と呼ばれた伝説級の物ノ怪であり、その存在そのものが現在の戦いの原因になっています。
なぜそこまで強大な存在になったのか。
長い時間を生きた彼が、どんな人間や物ノ怪を見てきたのか。
そして、孤独を好んでいた羅睺がなぜ弐郎という人間を選んだのか。
本編でも答えは描かれますが、一生分の履歴書を全部読ませてもらったわけではありません。
むしろ「過去編」という形だけでも、一本のシリーズを成立させられるだけの余白があります。
もし直接的な「第20話」ではなくても、
『BLACK TORCH -羅睺-』
のように別時代を描く外伝。
あるいは公儀隠密局の過去を描くスピンオフ。
そういう形なら、本編の結末を壊さず世界を広げられます。
個人的には、続編をやるならここが一番美しい気がしています。
終わった物語を無理に再開するのではなく、まだ照らされていない場所へ灯火を向ける。
『BLACK TORCH』というタイトルにも似合うんですよね。
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2026年アニメ版は『ブラックトーチ』続編への布石になる?
では、現在放送されているアニメはどうでしょうか。
2026年のTVアニメ版は、監督を馬引圭さん、シリーズ構成・脚本を市川十億衛門さん、キャラクターデザインを鈴木豪さん、音楽をやまだ豊さんが担当し、100studioがアニメーション制作を手がけています。
我妻弐郎役は鈴木崚汰さん。
羅睺役は上田燿司さん、鬼子母神一華役は千本木彩花さん、桐原零司役は榎木淳弥さん、司場涼介役は諏訪部順一さん。
さらに天鬼を森川智之さん、咬牙を岡本信彦さんが演じています。
そして2026年8月時点、アニメはまさに物語の核心へ踏み込み始めています。
公式サイトに掲載された第8話「Under dog」では、零司の前に現れたフードの男の正体が、消息不明となっていた双子の兄・真司だったことが明らかになります。
しかも真司は物ノ怪側へ身を投じている。
一方その頃、弐郎と羅睺の前には天鬼が姿を現します。
ここ、構成としてかなり面白いんですよ。
零司には「血のつながった兄」。
弐郎には「種族を越えて選んだ相棒」。
その二つが同時進行でぶつかり始める。
ただ敵が強くなっているだけではありません。
『誰とつながるのかは血で決まるのか、自分の意思で決めるのか』という問いが、二つの戦線で鏡のように配置されている。
僕はここに、アニメ版『BLACK TORCH』を見るうえでかなり大事なポイントがあると思っています。
8年後のアニメ化そのものが異例の「再点火」
ネットでは「アニメがヒットすれば続編漫画もあるかも」と簡単に言われがちです。
もちろん可能性としては否定できません。
ただ、僕はそれより一段手前にある事実のほうが重要だと思っています。
原作第5巻が発売されたのは2018年8月。
TVアニメの放送開始は2026年7月4日です。
約8年です。
連載中の最新人気作をすぐアニメ化したケースとは事情が違います。
完結して時間が経った作品を改めて映像企画として立ち上げ、複数局で放送し、多数の動画配信サービスへ展開する。
この時点で『BLACK TORCH』は、少なくとも「昔終わった5巻の漫画」で終わらない動きをしています。
さらに2026年8月21日には、公式Xで天鬼役・森川智之さんと咬牙役・岡本信彦さんのサイン入りアクリルスタンドが当たるキャンペーンも告知されました。
7月17日には公式TikTokも始動しています。
もちろん、こうした宣伝施策は放送中アニメなら珍しいものではありません。
だから「SNSが動いている=続編フラグ」と読むのは飛躍です。
ただ、少なくとも作品が現在進行形で新しい視聴者を獲得しようとしていることは確かです。
続編の可能性を左右するのは、これからでしょう。
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『ブラックトーチ』続編の可能性を3つのパターンで考える
では実際に『ブラックトーチ』が続くとしたら、どんな形が現実的なのでしょうか。
現時点では公式決定がないため、ここからは筆者の考察として整理します。
続編の形 実現した場合の特徴 現時点での見方
TVアニメ第2期 原作の未映像化部分を続ける 第1期がどこまで描くか次第
原作漫画の第二部 弐郎たちのその後を完全新作で描く 公式発表なし
外伝・スピンオフ 羅睺の過去や公儀隠密局を描く 世界観との相性は良い
一番ハードルが低いのは、当然ながら原作の未映像化部分が残った場合のアニメ続編です。
しかし、原作自体が全5巻と比較的コンパクトです。
第1期で原作の結末近くまで進むなら、通常の意味での「原作ストックを使った第2期」は作りにくくなります。
その場合は話が変わります。
必要になるのは「アニメの続き」ではなく、『BLACK TORCH』という物語そのものの新章です。
だから僕は、放送話数そのもの以上に「最終的にアニメがどこで終わるのか」を見ています。
原作最終回まで描き切るのか。
途中で一区切りを置くのか。
それとも、原作にはなかった補完描写を入れるのか。
ここで続編の意味がまるで変わってきます。

考察|本当に続編の鍵を握るのは「弐郎の強さ」ではない
ここからが僕の本題です。
『ブラックトーチ』の続編を考えると、「まだ強い物ノ怪を出せる」「新しい敵を作れる」という話になりがちです。
でも僕は、それでは続編を作る意味が薄いと思っています。
天鬼より強い敵が現れました。
弐郎がさらに強くなりました。
羅睺と新必殺技を使いました。
それだけなら、確かにバトル漫画としては続けられる。
でも『BLACK TORCH』で面白かったのは、そこじゃない。
一般論をひっくり返すと「敵」ではなく「関係」が物語を動かしている
一見すると、『BLACK TORCH』は伝説級の物ノ怪を宿した少年が国家組織へ入り、妖怪と戦っていく能力バトルです。
でも、戦闘の結果を一枚ずつめくっていくと妙なことに気づきます。
重要な転換点のほとんどが、「誰かの力を奪った瞬間」ではなく「誰かへ力を渡した瞬間」に起きているんです。
羅睺は自分を守った弐郎へ命を返すように融合する。
弐郎は羅睺を単なる兵器として扱わない。
そして二人が引き離される局面では、羅睺が自らの妖力を弐郎へ残す。
反対に天鬼はどうか。
天鬼側の論理は、より強大な力を自分へ集約していく方向に向かいます。
つまり、
羅睺と弐郎は「力を預ける」ことで強くなり、天鬼は「力を取り込む」ことで強くなる。
同じ「融合」「妖力」というシステムなのに、方向が逆なんです。
これ、単なる能力設定として片付けていいんでしょうか。
僕にはどうしてもそう思えない。
羅睺が弐郎へ力を残した行為こそ作品全体の縮図ではないか
ここで一つ、僕なりの仮説があります。
『BLACK TORCH』で本当に描きたかった「強さ」とは、巨大な妖力そのものではなく、自分の力を他者へ預けられることだったのではないでしょうか。
羅睺ほど強い存在なら、一人で戦えばいい。
実際、彼はもともと群れることを好まない存在として描かれています。
ところが物語の最後へ近づくほど、羅睺は自分一人で完結しなくなっていく。
自分の命。
自分の力。
自分の未来。
それらを少しずつ弐郎へ預けていく。
そして弐郎もまた、「羅睺の力を所有する主人」にはならない。
二人の関係は主人と使い魔ではなく、横並びなんです。
ここに対して天鬼は、他者を自分へ取り込む。
力が一か所へ集中するほど強くなると信じる。
だから最終決戦は、「どちらの妖力が上か」以上に、
一人ですべてを所有しようとする者と、他者へ何かを託せる者の衝突
だったのではないか。
そう考えると作品の終わり方まで急に一本の線でつながります。
いや、これかなり綺麗なんですよ。
第8話の零司と真司まで同じテーマで説明できる
そして2026年アニメの第8話です。
ここで僕がゾッとしたのは、零司の双子の兄・真司が登場するタイミングでした。
零司と真司には血のつながりがあります。
対して、弐郎と羅睺に血縁はありません。
人間ですらない。
なのに後者のほうが強固な信頼で結ばれていく。
つまり同じ回の中で、
「生まれながらに与えられたつながり」
と、
「自分自身で選んだつながり」
が並べられているんです。
もちろん第8話の構造だけで作者の意図を断定することはできません。
ただ、もしこれを意図的な配置として読むなら、『BLACK TORCH』のテーマは「人間対物ノ怪」よりずっと深い場所へ降りていきます。
誰と生きるかは、生まれによって決められるのか。
弐郎という主人公は、ずっと「いや、自分で決める」と答えているように見える。
忍者の末裔だから戦うのではない。
人間だから物ノ怪を敵と決めつけるのでもない。
組織から命じられたから羅睺を守るのでもない。
自分が見て、自分が感じて、自分で選ぶ。
だったら続編で描くべきなのは、天鬼より強い敵なんかじゃない。
天鬼がいなくなった世界で、それでも人間と物ノ怪は共存できるのか。
ここだと思うんです。
敵という明確な存在が消えたあと、人間と物ノ怪の価値観の違いは残る。
公儀隠密局という組織も残る。
弐郎だけが羅睺を信頼できても、社会全体がそうなるわけではありません。
むしろ本当の難問はそこから始まる。
もし続編が描かれるなら、僕はその話が読みたい。
殴って倒せる悪ではなく、簡単には変えられない世界そのものと弐郎がどう向き合うのか。
そこまで行った瞬間、『BLACK TORCH』は「現代忍者バトル」からもう一段深い物語へ変わるはずです。
『ブラックトーチ』続編は実現する?今後注目したいポイント
結論として、現段階で続編決定と言える材料はありません。
これは期待とは切り分けて考える必要があります。
原作漫画は完結済み。
第6巻や第二部の発表も確認されていません。
TVアニメについても、現時点で第2期決定という告知は出ていません。
ただし、続編を考える材料そのものはあります。
第一に、作者が過去に5巻より先へ広げられる設定や人物背景を考えていたこと。
第二に、2026年になって原作完結から長い年月を経た作品がTVアニメ化されたこと。
第三に、現在も公式サイトや公式SNSを通じて作品展開が続いていることです。
僕が特に見るべきだと思うのは、アニメ放送終了後です。
続編企画がある場合、最終話付近や放送終了後のイベント、公式SNS、関連企画などで新情報が告知されるケースがあります。
逆に何も発表されなければ、少なくともすぐに第2期が始まるとは考えにくいでしょう。
また、Netflixでの配信は2026年11月5日から予定されています。
そのため国内TV放送が終わった段階だけで作品展開のすべてを判断するのも早いかもしれません。
配信時期や期間はプラットフォームによって変更される可能性があるため、最新情報については各公式案内の確認が必要です。
個人的には「第二部」より外伝からの復活を見たい
最後に完全な私見を。
僕なら、いきなり『BLACK TORCH 2』を始めるより、まず短編や外伝で世界へ戻ってきてほしいです。
羅睺が弐郎と出会う以前。
公儀隠密局の過去。
一華や零司がそれぞれ抱えてきた家族の問題。
そして弐郎のルーツ。
本編5巻で触れきれなかった場所はいくつもあります。
そこで現在の弐郎たちへ一本ずつ線を引き、最後に「数年後の特務二課」が描かれたら――たぶん僕は、そのページだけでかなり持っていかれると思います。
だって『BLACK TORCH』は最初から、終わったものを蘇らせる物語でもあったから。
森で一度命を失った弐郎は、羅睺との出会いによってもう一度立ち上がりました。
そして作品そのものも、漫画完結から長い年月を経た2026年、アニメとしてもう一度動き始めた。
だったら二度目があってもいい。
もちろん、それはまだ事実ではありません。
でも「続編を作る材料が何もない作品」でもない。
この絶妙な位置に、今の『BLACK TORCH』は立っています。
まとめ|『ブラックトーチ』の続編は未発表、しかし「その後」を描ける余白はある
『ブラックトーチ』の正式な漫画続編やTVアニメ第2期は、2026年8月23日時点では発表されていません。
原作漫画は全5巻・全19話で完結しており、最終第19話「ONCE AGAIN」では物語の中心だった弐郎、羅睺、天鬼をめぐる戦いがクライマックスを迎えます。
一方で、公儀隠密局、物ノ怪と人間の関係、羅睺の過去、弐郎や一華、零司たちの家族など、さらに掘り下げられる余白は少なくありません。
そして何より、2018年に最終巻が出た作品が2026年7月4日からTVアニメとして放送されている。
ここはやはり無視できない事実です。
続編決定と呼ぶには何も足りない。
でも、「もう二度と動かない作品」と言い切るにも、2026年の再始動はあまりにも大きい。
個人的には今、『ブラックトーチ』の続編を予想すること以上に、アニメ版がこの短く濃密な原作をどんな地点まで連れていくのかを見届けたいと思っています。
その最後にもう一度、黒い火が灯るのか。
答えはまだありません。
だからこそ、今は少しだけ期待して待っていたいんです。
よくある質問
『ブラックトーチ』の続編漫画はありますか?
2026年8月23日時点で、正式な続編漫画や第6巻、第二部の発表は確認されていません。原作『BLACK TORCH』は全5巻・全19話で完結しています。
アニメ『ブラックトーチ』第2期は決定していますか?
現時点ではTVアニメ第2期の正式発表はありません。2026年7月4日からTVアニメ第1シリーズが放送されており、今後については放送終了後を含む公式発表に注目する必要があります。
原作終了後にも物語を続けられる設定はありますか?
あります。作者は過去のインタビューで、羅睺の過去や弐郎、一華、零司たちの家族に関する題材など、さらに掘り下げられる構想があった趣旨を語っています。ただし、それが現在の続編企画として進行していることを意味するわけではありません。


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