『うしろの正面カムイさん』は完結しておらず、2026年9月時点の最新刊は第13巻です。最終巻や最終回も発表されていません。
2026年8月10日には第13巻が発売され、公式側でも原作漫画は「マンガワン連載中」と案内されています。つまり、一部で見かける「11巻で完結」「すでに最終巻が出た」という情報は、現在の刊行状況とは一致しません。
『うしろの正面カムイさん』は完結した?現在も連載中
まず結論を整理すると、『うしろの正面カムイさん』は2026年9月時点で完結していません。
小学館のコミックス公式ページでは第13巻までが既刊として掲載されており、TVアニメ公式の原作情報でも、えろき先生原作・コノシロしんこ先生作画の漫画が小学館「マンガワン」で連載中と案内されています。
したがって、「最終回を迎えた」「単行本が完結した」という状態ではありません。
ここは検索結果だけを眺めていると、かなり混乱しやすいところです。実際、一部の記事には「全11巻完結」とする説明が残っています。
しかし、その後に12巻、さらに13巻が実際に刊行されている以上、少なくとも現在の事実として「11巻完結」は成立しません。
むしろ興味深いのは、これほど明確に続刊が出ている作品なのに「完結」という検索が生まれていることです。
『うしろの正面カムイさん』は一話ごとの怪異事件に区切りがつきやすく、毎回かなり強烈なオチまで走り切る作品です。そのため、途中のエピソードだけを切り取ると「ここで終わったのか」と感じやすい構造なのかもしれません。
ただ、物語の一区切りと作品そのものの完結は別物です。
現在確認できる公式情報を見る限り、カムイとシヅカの奇妙な除霊の日々はまだ続いています。
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『うしろの正面カムイさん』の最終巻は何巻?最新刊は13巻
『うしろの正面カムイさん』には、現時点で「最終巻」と呼べる巻はありません。
最新刊は第13巻で、2026年8月10日に小学館から発売されました。価格は770円(税込)です。 小学館公式でも13巻が既刊最新巻として掲載されています。
刊行状況を整理すると、次のようになります。
- 11巻:2025年8月8日発売
- 12巻:2026年2月19日発売
- 13巻:2026年8月10日発売
- 14巻:発売日は現時点で未発表
- 最終巻:未発表
- 完結時期:未発表
12巻については、小学館公式ページで2026年2月19日発売と確認できます。さらに13巻が約半年後の2026年8月10日に続いているため、単行本の刊行そのものも止まっていません。
第13巻では、舞台をエジプト展へ移した新たな怪異事件が描かれています。
博物館で警備員が次々とミイラ化する事件が発生し、依頼を受けたカムイたちが、名前を奪われた古代の罪人と対峙するという内容です。新キャラクターも登場し、物語が新しい局面へ進んでいることが紹介されています。
これが重要なんですよね。
最終巻らしく既存の因縁を畳みに入っているというより、13巻でも新しい舞台、新しい怪異、新しい人物を投入して世界を広げています。
少なくとも刊行内容を見る限り、「終幕のための巻」という雰囲気ではありません。

なぜ「11巻で完結」「打ち切り」という情報が出たのか?
『うしろの正面カムイさん』の完結について調べると、とくにややこしいのが「11巻で完結した」という情報です。
しかし、これは現在の事実とは矛盾しています。
11巻のあとに2026年2月19日発売の12巻が存在し、さらに2026年8月10日には13巻まで発売されています。小学館の電子コミックストアでもシリーズは13巻まで配信中です。
つまり、
「11巻が最終巻だった」という説は、少なくとも現在確認できる公式の刊行記録から否定できます。
では、なぜここまで完結説が広がったのでしょうか。
元になった情報を見ると、「唐突な終了感があった」「俺たちの戦いはこれからだ、のような終わり方だった」と説明する記事があり、そこから「全11巻完結」という話まで結び付けられていました。
ただし、漫画の内容についての感想と、出版社が示す刊行事実は分けて考える必要があります。
「最終回のように感じた」という読後感があったとしても、12巻と13巻が発売されている以上、それを作品全体の完結根拠にはできません。
また、掲載媒体である「マンガワン」周辺の騒動をきっかけに、作品への影響を心配する声が出たことも、打ち切り説につながったとされています。
しかし作品自体について公式から打ち切りや連載終了が告知された事実は確認できず、現在のTVアニメ公式情報でも漫画は「連載中」とされています。
ネットでは一度「完結」「打ち切り」という言葉が作品名に結びつくと、その言葉を見た別の読者がまた検索します。
そして検索数が増えると、「これだけ検索されているなら本当に終わったのでは」と見えてしまう。
今回のケースは、その連鎖にかなり近いように思えます。
アニメ放送中で原作も継続、今後の展開はどうなる?
原作の今後を考えるうえでもう一つ大きいのが、2026年に始まったTVアニメです。
TVアニメ『うしろの正面カムイさん』は2026年7月3日に放送を開始しました。公式サイトでは9月3日時点で第10話の情報まで公開されており、現在進行形でアニメ展開が続いています。
カムイ役は杉田智和さん、耳塚シヅカ役は碧乃梨心さん、お市役はM・A・Oさん。
原作そのものが継続している時期にアニメ展開まで重なったことで、作品としてはむしろ新しい読者へ広がるタイミングを迎えています。
もちろん、「アニメ化されたから漫画は当分完結しない」とまでは断定できません。
漫画の終了時期を決めるのは作者や編集部であり、メディアミックスの有無だけから最終回を予測することはできないからです。
それでも、13巻で新エピソードが展開され、原作が連載中と明記され、さらにアニメも放送中という三つの事実を重ねると、少なくとも現時点で「もう終わる作品」と判断できる材料は見当たりません。
次の焦点は、第14巻がいつ刊行されるかでしょう。
11巻から12巻までは約6か月、12巻から13巻までも約6か月という流れでした。ただし、14巻について公式の発売日はまだ発表されていないため、過去のペースだけから発売時期を断定することはできません。最新情報は小学館の告知を確認するのが確実です。
『うしろの正面カムイさん』はどこまで続く?完結時期を考察
ここからは筆者の考察です。
ネットでは「過激な作風だから突然終わるのでは」「アニメ化を区切りに完結するのでは」といった見方が出やすい作品ですが、僕は少し違う見方をしています。
『うしろの正面カムイさん』は、そもそも一直線にラスボスへ向かうタイプの物語ではありません。
都市伝説、妖怪、海外由来の怪異などを一つずつ拾い、そのたびに「カムイという異常な除霊師をそこへ放り込んだら何が起きるか」を試していく作品です。
この構造、実はかなり強い。
一般的なストーリー漫画では、大きな謎を解けば物語は終幕へ近づきます。
一方で本作は、新しい怪異を見つければ、それ自体が次のエピソードを生み出せる。13巻でエジプトという新しい文化圏まで題材を広げたことは、その「まだ遊べる世界」の広さを象徴しているように見えるんです。
単なるエジプト編に見えます。
でも僕が気になるのは、ここまで来ても作品が怪異のスケールを狭めるのではなく、逆に日本の都市伝説から海外の神話・文化へと横方向に広げ続けていることです。
完結へ向かう漫画なら、普通は新しい扉を開くより、これまで開けた扉を閉め始めます。
ところが『カムイさん』はまだ扉を増やしている。
……これ、かなり重要なんじゃないでしょうか。

もちろん、物語にはカムイ自身の過去やシヅカの特異体質など、シリーズを通して追える要素があります。
最終的に作品を締めるとすれば、毎回の怪異そのものより、そうした二人の根幹に関わる設定へ踏み込んでいく可能性が高いのではないか、と僕は考えています。
カムイは毎回、常識では測れない方法で怪異を圧倒します。
だからこそ物語の本当の終点は、「もっと強い怪異を倒すこと」ではないのかもしれません。
どれほど怪異には動じない男でも、自分自身の過去や、シヅカとの関係に真正面から向き合わなければならない瞬間が来る。
もし最終章があるなら、そこが一番怖い。
敵を倒せるかではなく、「いつもの関係のままでいられるか」が問われるからです。
一見すると、毎回とんでもない方法で怪異を解決するギャグ漫画です。
けれど長く続いてきたカムイとシヅカの関係そのものが、気づけばこの作品最大の継続的な物語になっています。
もし作者が最後にそこへ刃を入れるなら――いつもの騒がしさが突然静かになる一コマのほうが、どんな怪異より強烈な場面になる気がしてなりません。
まとめ|『うしろの正面カムイさん』の最終巻はまだ出ていない
『うしろの正面カムイさん』は、2026年9月時点では完結していません。
最新刊は2026年8月10日発売の第13巻で、小学館公式でも13巻までが既刊として掲載されています。原作漫画についても、TVアニメ公式から「マンガワン連載中」と案内されています。
一部にある「11巻で完結した」という情報は、その後に12巻・13巻が発売されている現在の状況とは一致しません。
第14巻の発売日、最終巻の巻数、原作の完結時期はいずれも未発表です。
そして13巻では新たにエジプトを舞台としたエピソードまで始まっています。
まだこの作品は、「物語を閉じる」より「次はどんな怪異を連れてくるのか」という方向へ動いているように見えます。
カムイとシヅカの日常が本当に終わるその瞬間まで、少なくとも今は「完結した作品」ではなく、現在進行形の物語として追うのが正確でしょう。
よくある質問
『うしろの正面カムイさん』は完結していますか?
いいえ。2026年9月時点で原作漫画は連載中と案内されており、完結や最終回は発表されていません。
『うしろの正面カムイさん』の最終巻は何巻ですか?
最終巻はまだ決まっていません。現在の最新刊は2026年8月10日に発売された第13巻です。
11巻で完結したという情報は本当ですか?
現在の刊行状況とは一致しません。11巻のあとに12巻、13巻が正式に発売されており、小学館公式でも13巻まで既刊として掲載されています。
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